車止めポールの交換費用はいくらぐらい?
車止めポールは、車の盗難を防いだり、敷地内への人や車の侵入を防ぐために設置される重要な設備です。しかし、経年劣化や破損によって、交換工事が必要となることもあります。
もしもの時に備えて、交換が必要になったときの費用について知っておくと安心です。
ここでは、車止めポールの基本的な知識を解説し、交換費用の目安や費用を抑えるポイントなどを詳しく解説します。
1. 車止めポールの基本的な知識
車止めポールの種類
車止めポールの種類は、主に以下の3種類に分けられます。
① 固定式
地面に埋めて(モルタル等で固定して)、取外しが一切できないタイプ。基本的には金属チェーンなどと併用して使用する。
② 取外し式
地面に設置されたケースを使用して、ポールの取外しができるタイプ。取外した際は、ポールをどこかに置いて保管する必要がある。
③ 埋込み式
地面に埋込まれた鞘ケースに、ポールを出し入れできるタイプ。手間が少なく使い易いため、人気が高い。
2. 車止めポールの壊れかたをチェック
もしも、車止めポールを交換しなくてはならなくなった場合、その費用を左右するのが、車止めポールの壊れ方です。
なぜかというと、「取外し式」と「埋込み式」においては、ポール本体と本体を取付けるケース部分が分かれた構成のため、ポール本体だけを交換すれば済む場合には、比較的安価に交換を行えます。
逆に、ケース部分も損傷していて、それらの交換が必要な場合には、(ケースを固定するモルタルやコンクリートを壊すため)費用も大きく増える結果となります。
3. 交換費用
● ポール本体のみを交換する場合
一か所を交換の場合、材料費(ポール本体)として12,000~22,000円程度、工賃として15,000円程度の費用がかかります。交換作業は比較的かんたんな為、自分で交換をされる方もいらっしゃいます。
● ポール本体+ケース部分を交換する場合
一か所を交換の場合、材料費(ポール本体+ケース部分)として20,000~35,000円程度、工賃として36,000円程度の費用がかかります。
注意点
「固定式」はポール本体の取外しができないため、基本的には交換はできません(ポールを固定しているモルタルやコンクリートを壊して交換する)。変形がなく、損傷が表面上の傷程度の場合には、リペア作業で対応することが多いです。
4. 費用を抑えるポイント
交換費用を抑えるために重要な点は、前述にもある通り「車止めポールの壊れかたをしっかりとチェックする」ことです。
ポール本体だけを交換すれば使用できるにも関わらず、ケース部分の交換などの必要以上の工事をしてしまうと、費用は高くなってしまいます。
もしも、自分で交換ができず、専門の業者に相談をする場合には、そういったことも見極めることのできる業者を選びましょう。
5. 保険の適用
天災や車両事故などによる、車止めポールの損傷であれば、火災保険などの損害保険を使用して、直すことができる場合もあります。
保険会社へ連絡して、壊れた経緯や損傷状況を伝えたうえで、補償対象になるか確認をしましょう。
まとめ
車止めポールだけでなく、その他のエクステリアにも言えることですが、それらが壊れて使えなくなることは予測できない場合が殆どです。
そうした場合にも、慌てず適切な対応ができるよう、お使いのエクステリアの基本的な知識と交換や修理にかかる費用を知っておくことは、とても有益なことです。
なにか、車止めポールに関するお困りごとをお持ちの方は、ぜひ弊社にご相談ください。