ブロック塀に車がぶつかった!そんな時にはどうすれば?
家の外まわりのよくあるトラブルで、ブロック塀に車をぶつけてしまった、またはぶつけられてしまった。ということがあります。突然のことで多くの心配事が生じ、どのようにしたら良いか不安になる方も多いです。今回は、ブロック塀に車がぶつかった時のその対処について解説します。
1. 事故状況の確認と記録
事故の詳細を記録しましょう。あとあとの手配を行うため非常に重要です。
- 事故発生の日時
- 天候や道路状況
- 目撃者の連絡先(いる場合)
- 事故の状況や損傷を写真で撮影
これらの情報は、もしも保険の請求を行う場合に役立つため、必ず記録しておきましょう。それと同時に、周囲に壊れたブロック塀の破片などが道路に散乱して、危険な状況になっていないかなども確認し二次被害も防ぐ措置も必要です。
2. 保険会社や相手方とのやりとり
自分が運転する車でぶつけてしまった場合
自分の保険会社(自動車保険)に事故を報告し、指示を仰ぎます。保険内容によって修理費用の負担割合が異なるため、事前に確認しておきましょう。また、火災保険の対象となる場合もあるため、火災保険の適用となるかについても連絡・確認をする必要があります。
他の人が運転する車でぶつけられてしまった場合
加害者がいる場合、運転手の名前、連絡先、保険情報をもらうようにしましょう。また、警察に連絡し「事故証明書」を取得することが重要です。事故の詳細を記録し、正式な書類として残します。
当て逃げなどで加害者が現場にいない場合、警察に連絡し「事故証明書」を取得の上で、事故に関する調査を行ってもらいます。
もしも加害者が特定できなかったとしても、加入している火災保険によって直すことができる場合もあるため、早々に火災保険の会社にも連絡をしておきましょう。
3. ブロック塀を直す見積りの取得
保険会社とのやりとりをして、保険の適用が可能であった場合(または加害者が修理費用を負担することが決まった場合など)には、ブロック塀を元の状況に直す見積りを専門業者より取得します。
基本的には自身で業者に連絡して見積りをしてもらうことになりますが、業者選びには以下のような点に注意をしましょう。
- ブロック塀の修繕工事に対応しているか
- ブロック塀の修繕に関する経験や適切な知識を有しているか
- 保険会社とのやりとり(見積内容の説明など)をしてくれるか
- 適切な工事を行ってくれるか
- 保証期間やアフターサービスはあるか
ブロック塀の直し方も、工事業者の考え方によって異なる場合があります。ただ見た目が直れば良いと考えずに、損傷の状態を確認し、適切な補強を行ってくれるような、信頼のできる業者を選びましょう。
4. 修理費の請求先への手続き
修理費用の請求先が保険会社である場合、請求用の提出書類が用意されていることが多いです。先述した、事故の状況記録をもとに必要事項を記入して、業者から取得した見積りを提出しましょう。
加害者と直接のやりとりの場合には、修理費用の見積りをもとに、支払方法やその時期などについても協議をしましょう。業者によっては、工事請負契約や請求を加害者と行ってくれる場合もあるため、スムーズに修理をすすめるためにも業者へ一度相談をしてみるのも良いでしょう。
まとめ
ブロック塀に車がぶつかるというトラブルは、不運な出来事ですが、冷静に対処することで被害を最小限に抑えることができます。自分の運転による事故でも、他者の運転による事故でも、適切な手続きを踏むことで安心して修理を進めることができます。事故が発生した際には、信頼できる専門の業者に相談し、安心した生活を取り戻しましょう。もしもブロック塀の修理の際には弊社へぜひご相談ください。